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2016年9月20日 (火)

嬉しい出来事

現在私はインプロ以外に何人かの歌手の人ともデュオという形体を中心に活動しています。

その原因や理由はいくつかありますが、たしか大学1年の文化祭での出来事が自分には感動的で大きいのです。

高校時代に文化祭で一緒に演奏した時にジャズを歌ってもらった後輩の女性が大学の文化祭を見に来ていました。

夜になりセッションタイム。
後輩だったのでまだ高校生だった彼女が歌うことになりました。
たまたま彼女の歌う曲を伴奏する人がいなかったのか高校時代に一緒にやっていたせいもあって、私が伴奏を受持つことになりました。
たいていはピアニストが中心になって歌手の伴奏を受持つことがほとんどですが、この瞬間は私が全面的に伴奏を任されました。

ステージは真ん中がライトアップされそこには私と彼女だけの世界がありました。
まあそんなふうに感じたわけです。
曲は忘れましたがイントロを弾いていて彼女が全面的に私を信頼していて身を委ねているのを感じました。
打ち合わせはなくて自然にポロポロとギターを引き始めると、ステージの上でテレパシックな感覚を味わいました。
ステージの上で私は不思議な気分になりました。

多くの人間が地球上にいてその中で私と彼女だけが恋人でもないのにステージの上では信頼しあっていてつながっている。

この時に感じた幸せな感覚は優越感もありましたが大好だった歌手とのデュオの瞬間を味わえたことによる音楽の喜びや女性と音楽で通じあえる幸せと感動でした。

この時代は歌手の伴奏でギターが主役になるケースはまだ少なくて伴奏はほとんどがピアニストでした。

この時の幸せな感覚と記憶は心の中にしまったままプロの世界に入って何年もたつうちに、デュオで一緒に演奏できる歌手を探す自分がいました。

この大学1年の時に伴奏した相手と来年3月ついに一緒に演奏することになりました。

何十年ぶりでしょうか?

あの感動的な経験と記憶がなかったら今の自分の活動はないかもしれません

そんな意味で彼女は自分の歌手との活動においての原点だったのです。

また共演することになろうとは、人生におけるシナリオには驚きと感動もありますね。

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コメント

小倉百人一首
かくとだにえやは伊吹のさしも草 さしも知らじな燃ゆる思ひを 藤原実方朝臣
当時の気持ちとは違うと思いますが、大好きなこのうたが頭をよぎりました。大切な人と楽しいひとときを過ごせますように…。

投稿: | 2016年9月21日 (水) 00時20分

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