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2011年10月 1日 (土)

是安のこと(10)

いつのまにか毎日是安のことをblogに書いている。

是安が亡くなったという事実をしっかりと受け止めて自分の中で是安をできるだけ再確認したいという思いからだと思う。
そうしながら自分とも向き合っている気がする。

是安は20年以上の間毎月少なくとも一度は一緒に演奏してきた相棒でしかも同じ年齢。
時には一緒に吠え、時には迷惑を掛け合い。
亡くなってから一週間がたったけど精神的には思った以上に動揺していてこたえている。

最近是安とは歌手の多田さんやシューミーのバンドか夢デュオ+1のセットで一緒だった。
多田さんのセットの時は曲によって私が提案して是安をフューチャーしていた。
これには理由があった。
歌手とやる時にピアニストだけでなくギタリストにも伴奏のアイデアがあるようにベーシストにも
アイデアがあるはずだし
ベーシスト主導の世界が生まれてもいい。
ヒントは蜂谷真紀さんと是安とのデュオだった。
彼女は初のリーダーアルバムで私とのデュオと是安とのデュオという二つの作品を出していた。
彼女のアグレッシブな精神には感心したし偉いと思った。
彼女とのデュオで是安は隅から隅まで自分の呼吸と歌い方でベースを弾いている。
そこには歌手の伴奏するピアニストやギタリストがいる時に一緒の是安とはまた一味違うのびのびとした是安がいた。
これを聴いた時、是安には是安の閃きとアイデアや呼吸がもっとあるんだと再確認。
歌手とやる時のもっと自由な是安を知りたくなっていた。
最近は一緒の時に是安をあえてフューチャーしてそんな是安を聴いているのもいろいろ再発見があって楽しかった。

そして夢デュオ+1とシューミーバンド。
イシイヒサイチの漫画が好きな是安に言わせるとこの夢デュオ+1のトリオは最低人トリオだそうな。
とても納得!
私と是安とシューミーの三人は出会った最初からなにかというと小学生のクラスメートみたいだった。
照れ隠しで口が悪くても優しくて友情過多な是安。
是安の重低音。
シューミーのベリースローなバラードには是安しかいなかった。
是安からは何があってもシューミーのバックを受け持つみたいな気持ちが伝わってきていた。
サッカーで言えばボランチか?
是安からは「俺が責任持って守るからオマエら前で好きにやれ」みたいな気持ちを感じていた。

しかしあまりにも突然の幕切れがやってきてしまった。
是安の最後の演奏が9月19日のなってるでのシューミーバンド。
その前日が甲府桜座でのシューミーバンド。
突然の幕切れでまいるけど、最後に是安と二日続けて一緒にやれたのは光栄なことだ。
そして私だけではなくいろんな人にとっての大切で掛け替えのない是安がいる。
亡くなったのは突然のことだけど、出会ってから僕をまた無邪気にしてくれて血気盛んな時代も共に吠えて、心を擦り減らしながらも一緒に演奏してくれて、今ではひたすら見守ってくれていた是安には心から感謝してアリガトウと言うしかない。

是安長いことアリガトウ!

心から御冥福を祈ります!
と言ったら遂に終わってしまう気がしてどうしても言いたくなかったけど言います。

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