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2011年9月29日 (木)

是安のこと(5)

夜中になると是安のことを考えたり思い出そうとしていたり。

30才を過ぎた頃
自分の中ではもうアメリカのジャズもアメリカのジャズギタリストもどうでもよかった。

自分は日本に住み呼吸をし飯を食い西荻窪のアケタの店で好きなミュージシャンと一緒にやっている。

それが自分の今という真実であり現実だから、そこで刺激しあったり影響受けたりしながら生まれるジャズが自分のリアルな世界。
そこで自分が形成されていく。
それで充分だった。

アメリカのジャズにばかり目が向いた憧れジャズの演奏はもういい!
これはその当時の自分の心境だ。

是安はいろんなドラマーと名コンビだった。

藤井信雄さん、小山彰太さん、楠本卓司さんなど。

30代半ばの頃から楠本さんと是安とのコンビは二人にしか生み出せない濃密なやり取りとグルーブなどいろんな面で光り輝いていた。

二人とやる時は油断していると弾き飛ばされるから集中は半端じゃなかった。

この二人がいればそれだけでよいグループになってしまう。
二人のコンビはもう向かうとこ敵なしだと感じるくらい素敵だった。

アメリカのジャズがどんなに素晴らしかろうと日本のジャズだって、いや中央線ジャズだって素晴らしいし凄いんだ!

文句あっか!だっ。

榎本のグループ以降このコンビはいろんなグループで見事な結果を残していった。

私は嬉しかったし誇らしかった。

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