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2010年10月

2010年10月29日 (金)

加速度を増している時代の流れの中で最近気になる事

最近は演奏における情緒感やムードの欠落を感じる事がある。

音楽表現においてムードや情緒感は自分にとり昔から好きで大切な事。

若い頃にケニーバレルのギターに痺れたのは彼がスタンダードやバラードを弾く時に生まれる情緒感やムードだった。
これは気分と言ってもいい。
ムードや情緒感は上手い下手という次元ではないし最近のミュージシャンや客の間で飛び交う言葉の「面白い」やただ「楽しい」という次元ではない。
はしゃいだり盛り上がるという楽しさともまた違う。

ムードに酔い感じ入る。
情緒感に酔い感じ入る。

せつなさ、恋のムード、ウキウキする気分、ロマン、春、夏、秋、冬の気分、温かさ優しさ。

そんな音に向き合って静かに聴き入ったり感じ入る感覚、そこに喜びを感じたり満たされたりする感性は速度の増す時代の流れの中で麻痺してきているのだろうか?

時代の流れの中でたくさんの遊びが増えてつねに新しいことを探しては落ち着きなく盛り上がったり面白がるうちに、シンプルな人間の感性や情緒感が横に追いやられて麻痺したり薄れてきているのかもしれない。

情報過多な時代にあおられて知らず知らずにみんなして突っ走っているような?

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もうすぐ11月

いよいよ11月になる。

11月のライブは今年の集大成と言っても過言ではない。

久しぶりに出演するアケタの店で夢デュオのCD発売記念ライブを皮切りにナッテルハウスで自作の絵の個展期間中に夢デュオも含め潮先郁男さんとのCD発売記念ライブ。
ミクロマクロのライブ。そしておそらく二度とないだろうZOOLOOZのCD発売記念ライブ。
去年出会った二人の三味線奏者とのライブ。
などなど、今年ならではの活動の集大成にあたるライブが始まる。

気づくと二年前には思いもしなかった展開も多くてなんだか可笑しい。

自分の音楽人生は昔から 縁と出会いに身を任せているうちに何かが生まれたり始まったりしながら続いている。

人生という大きくて長い川で流されたり泳いだり溺れたり寄り道したり何かにしがみついたりしながら海という死と再生の世界に向かっているようだ。

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2010年10月25日 (月)

基礎練習は奥が深い

自分が基礎練習として使うのはクラシックギターの技巧書や曲集。

この基礎練習というやつは自分が若い頃には思ってもみなかったメリットがあるから面白い。

技巧書にある新しい音列や練習曲を弾いてみると
今までに使ったことのない運指や音使いに出合う。

つまり想定外に出合うわけだ。
慣れていないし想定外だから最初は違和感を感じることになるし時には苦痛だったり。

人は知らないうちに自分の想定する枠を決めていたり習慣化された癖として固まっていく傾向がある。

基礎練習はつねにこの傾向を打破する意味合いがある。
基礎練習によって左右の指は新しい動きや音を弾いて脳細胞や脳の神経を刺激し続けることになる。

これは右脳や左脳にもいいし。

ギターの技術的進歩のみならず年齢とともに固まっていく傾向にある人の思考感覚や思考パターンをほぐしたりやわらかくする効果もあると思うのだ。

だから基礎練習は感性をつねにみずみずしく保つ効果もあると思う。

これはあくまでも基礎練習を自分から能動的に取り組んだり出会った練習曲などを自分なりに広げたり、そこからヒントを得たり発見が起きて理解が何倍にも膨らんだり気持ち的に集中して取り組むことができた場合であるが。

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ホットの休憩時間

ホットの休憩時間はくつろげるサロンで過ごすことが多い。
有線でジャズピアニスト、デーブブルーベックのライブ音源が流れていた。

聴こえてくるサックスの音色とアドリブの内容が素晴らしい。
それはアルトサックスのポールデスモンドだった。
内容もだが、その音色に良さにしびれる。
続いてソロを弾くデイブブルーベックがこれまた個性があって面白い。

昔はジャズギター以外はマイルスやコルトレーンなどの音楽に夢中だったから気付かなかったり知らなかったり解らなかった世界がジャズにはまだまだある。

歳を重ねる度にこうした発見があり、それが一生続くのも音楽の深くて素晴らしいところだ。

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2010年10月22日 (金)

また面白い生徒が入ってきた!

新しく習いにきたのはすでにフラメンコギターでプロ活動している20代の若者。

フラメンコのことや基礎練習のことなどをいろいろ話してみるとちゃんとやってきている印象。

目の前で弾いた感じからはそれなりに磨いてきている印象だった。

彼はいろんな即興を学んで自分のギターに生かしたいとのこと。

いろんな情報交換もできそうだしなんだか面白そうだ。

クラッシックギターですでに先生をやっている若者も習いにきているし実は俺も彼らから学ぶことや吸収することがたくさんあるのだ。

ありがたいことです。

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2010年10月20日 (水)

ギターを弾く指が笑った

ギターを弾く右手の指と自分の心は連動しているから面白い。

昨日はナッテルでハインツ、大沼、ゲリーノとひたすらインプロ。

一度始まると皆してくったくなく躊躇なく思いのまま演奏が繰り広げられる。

ギターを弾く指が喜んで勝手に動き出す。
ギターを弾く指が開放された自由なパルスと音の洪水を満喫しながら笑っていた。

さてっ
明日に向けてサバサバッケロッカラッ!

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2010年10月18日 (月)

インプロ続き

横浜インプロ祭でのエンジン以来インプロ続き。

イギリスのレーベルから発売されたCDの発売記念ライブが続いていてなんだか毎回全開状態でギターを弾く指が喜んでいて笑っている。

今回一緒にやってるのはスイス人ドラマーのハインツガイザーとサックスの林栄一にボイスのサガユキ。

みんなしてくったくなく好きに演奏できていることに感謝したい。

火曜日はいよいよハインツをはじめドラマの大沼やスイス人のピアニスト ゲリーノマッツォーラと。
ゲリーノは超スピード感があり自由にくったくなく演奏する。

彼と久しぶりにやるのが楽しみだ。

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2010年10月11日 (月)

みんな仲良く安心立命だといいのに!

見んな診んな看んな観んな仲良くな〜れ!

そろそろミナハイ万歳!
観んなハイ看んなハイ診んなハイ見んなハイ!

俺何言ってんだろか?

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2010年10月 9日 (土)

いよいよベテランジャズギタリスト潮先郁男さんのCDが発売になる

人生の流れと縁は感動的であり不思議です。

去年
四谷のポコタンというギターバーでソロギターのライブをしていた時にギタリストの潮先さんが歌手のサガユキ君とひょっこり聴きにきました。

ジャズギター好きのマスターからの頼みもあって、せっかくだから次回のライブは潮先にも是非出演していただきたいということになりました。

ならば加藤企画ということで潮先さんとサガユキ君のセットに僕がゲスト参加ということで一緒に演奏することになりました。

思ってもいなかった事態と展開に胸が躍りワクワクしました。

いざポコタンで三人で演奏してみると音を出したとたん感極まって胸が張り裂けそうになりました。
そうです、私は高校時代に四回ほど潮先さんの家でレッスンを受けていて、その時の気持ちがよみがえりました。
はるか昔に自分が大好きだったオーソドックスでスウィング系のギターの世界を思い出したのです。

そこにインプロの相棒として長年コンビを組んでやってきたサガユキ君がいるという流れにも自分は胸を打たれました。

三人の演奏は自分にとって所見の曲も沢山あって必死に食らいついていきました。
感極まりながら演奏を終えると潮先さんがえらく喜んでいました。

そしてこのライブがきっかけとなり今回のCDが誕生しました。

これは自分にとってまさかまさかの出来事。

潮先さんの生徒さんで他にオーソドックスなジャズギター名人はたくさんいるのに数回しか習っていない不良弟子だった自分がこの大役をする事になり驚きと喜びとともにプレッシャーを感じながら演奏に参加しています。

潮先さんと演奏すると、つい嬉しくなって自分が高校時代に好きで弾いていたオーソドックスなスタイルが顔をだします。

潮先さんのギターからはオーソドックスなジャズギターを謙虚に愛しながらも揺るぎない気持ちとよりすぐられた和声や無駄のない優しく歌うアドリブを聴くことができます。

CDに記録されている演奏はしっかりしたリハーサルや打ち合わせなどはほとんどなくステージ上で演奏中に判断しながら行われました。

自分にとっては所見の曲が多くて耳を全開にして集中して二人の世界を聴きながらギターを弾きました。

このトリオで自分は潮先さんの真骨頂である世界を心から尊重する意味でもオブリガートとソロを担当するポジションで参加していますが、ほおっておくと謙虚な潮先さんはアドリブをしようとしないので演奏中に判断してアドリブもとってもらったり。
かと思えばステージ上でいきなり次の曲のイントロを任されたり。

このアルバムでは潮先さんのギターワークやサガユキ君の歌とともに、そんな三人のその場でのやりとりに耳を傾けていただけたら嬉しいです。

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2010年10月 5日 (火)

絵ばかり描いてたら腹こわした!いてえ!

いったん絵描きモードになると止まらない。
こうなると牛の暴走のようなもんで気をつけていないと体調がおかしくなる。
まあ二ヶ月も続くとだいたい体調がおかしくなるのだが今回は一ヶ月でダウン。
年かな?
などとは思いたくない。

熱帯夜もおさまりすでに気温が下がっていたけど
気がつくと自分は夏モードのままTシャツ一枚で夜中に窓を開けたまま絵を描き続けていた。
知らないうちに抵抗力や免疫力など体力が衰えているところに胃腸が冷え て弱っていたみたいだ。油っこい食事をしたとたんお腹がモゴモゴと悲鳴をあげた。

その後はちょっとした十二指腸潰瘍みたいだった。

たのみの正露丸はまるで効かず、三日たっても痛みがあったのでやもなく近所の病院へ行った。

すこしボケッとしながら今年を振り返ると、嬉しくて燃えるライブ以外に例年になく譜面を見るライブも多く、知らないうちに張り詰めていて頑張っていたのかもしれない。
ジタバタしても結局譜面は読むのを諦めたりしてあまりちゃんとは読めないのだが。
自分にとってプレッシャーは大きいしストレスには違いない。
いつも等身大の自分でいたいのだが頑張って譜面をちゃんと読むということは譜面の弱い自分にとり背伸びしてるような気がしないでもない。

あとは今後の仕事のことで来年は重い腰を上げて旅の仕事をとったりして頑張らねばと思うだけでいっこうに動けないでいるストレス状態。

そんなさなか大好きな絵描きモードに突入だから、こうなると自分の内側は興奮覚醒状態だから他は後手にまわってしまいますます手につかない。

などと思いふけるも
まっ、いーか、となる。

生徒が美味いキムチをくれるそうだからキムチを食べられる胃腸でいたいもんだ。
美味いキムチを食えないなんてあまりに悲しい。

と思いながらも医者の薬が効いたせいか気力回復の兆し。
するとまた絵描きモードがふつふつと振り返してきて数枚の絵を描いた。
それで結局明け方寝ることになる。
いったい俺は何をやっているのか?

今年は不況の影響もあり収入は激減。
おまえこんな事態にもかかわらず絵なんぞを夢中になって描いてる場合か?
なんとかせねば!などと思うも好きな事にばかり夢中になるこの社会性のない体質は死ぬまでなおりそうもない気がする。

まっ、いいかっ!

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