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2008年12月 1日 (月)

こんな事があるなんて

19才の頃、吉祥寺に開店したばかりのサムタイムで週に二回レギュラーで演奏していた。
その頃にお客さんでちょっとだけ顔見知りになった女性がいた。
当時彼女はジャズボーカルを目指していた。
お互いに若くてこれから先の人生に夢や希望をいだいていた。
彼女とはサムタイムでたまにちらっと話す程度で
名前も知らなかった。

二十歳の頃に新宿にジャンクという有名なジャズクラブがオープンした。

偶然にもサムタイムで顔見知りだった彼女はそのクラブのレジで働いていた。

私はプロになりたてでドラムのジョージ大塚さんやピアノのプーさんにしごかれていた。
プロになりたてでまわりは恐い先輩ばかり。
気楽に話す相手もいないなか、いびられて元気をなくしている時に彼女とのちょっとした会話や彼女の笑顔が救いだった。

新宿ジャンクは一年もしないうちにつぶれてしまい、その後彼女と会うことも彼女の顔を見ることもなくなっていた。

それ以来彼女の事は時々思い出すことがあった。

それから三十二年以上たった昨日、横浜のファーラウトのセッションでピアノを弾いた女性がいた。
彼女と挨拶した瞬間、その笑顔を見ているうちに突然記憶がよみがえってきた。

なんと、あの時の女性ではないか!

自分にとってはまさに驚くべき出来事。
あの素敵な笑顔は今も健在だった。
そしていまだに音楽をやっている。いまだに前を向いている。

この嬉しい出来事に感謝。
頑張らなくては。

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