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2008年10月 2日 (木)

自分のソロの原点 2

24才のある日、友人の家でラベルのダフニスとクロエを初めて聴いた。

ジャズに夢中でクラッシックの事など眼中になかった時期に突然とてつもない大きな光が差し込んで来た。
あっ、俺、これ大好き!
はるか昔から好き!
とても好き!

当時、ギターでストリングスみたいな事できないかな?と模索していて、これはとても好きだし最高のお手本だなと思った。
まさにこれこそが自分の追い求めるストリングスワールドとしては理想の世界に感じた。
さっそくカセットテープに録音してもらい何年もの間テープが壊れるまで聴いていた。

ある日、ふと思った!
クラッシックの作曲家はこのような長い曲を何年も何ヶ月もかけて作るというのなら、こっちはジャズ屋でアドリブ専門であるから一晩のライヴで
即興でやれるかもしれない?
よし、絶対やってやる!
今に挑戦だ!
ラベル見ておれ!
ドビュッシー見ておれ!
俺はダフニスとクロエに匹敵するようなくらい長い即興交響曲を一晩で演奏してみせるぞ!

と、無知なる大それた思い上がりが発端となり、数年後の二十代終わり頃からソロ活動を開始してみた。

いざやってみるとこれが大変大変。
はったり専門で何もやっていなかった事、何も出来ない事にすぐ気がついた。

当時はガットギターでは手も足も出ないしエフェクターを使って持続的で気持ちいい重層低音やストリングスのような音を出してみたけれど、何故だかわけのわからないうちに狂気と壊滅的な快感を感じるハウリングがなんとも気持ちよく、これだあ!などと思い込んでいて結局最初は十年くらい何かというとハウリングばかり起こしていたのだった。

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コメント

はい、行きます。

投稿: 加藤 | 2008年10月 3日 (金) 02時16分

いってらっしゃ~~~~い!

投稿: 窓拭き | 2008年10月 2日 (木) 23時44分

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