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2008年5月 8日 (木)

オフクロのいる施設での演奏が決まった

演奏日は8月3日の日曜。午後2時から3時。

最初思ったのは、自分は明るい顔をして喋りながら演奏するなんてとても苦手だから、誰か喋り上手な共演者を呼んで助けてもらおうかと思った。

それが、家でギターを弾いているうちになんだか一人で頑張ってみたくなってきた。というより、まずは一人でやらねばという思いが込み上げてきた。

普通の老人ホームでさえ演奏した経験はないし、それにもまして痴呆症の老人が集まる場所で一人で何ができるだろう?
痴呆症の老人でさえ瞬間瞬間で様々な感情を持ち合わせていると思う。
どんな反応があるかもわからない。はたして喜んでもらえるだろうか?笑顔が起きるだろうか?
正直言って今回、一人で喋ってギターを弾くのはとても恐い。

そう思えば思うほど、何故か一人で立ち向かいたいという気持ちが強く沸き上がってきたのである。

一人で演奏しようと思い始めたきっかけは施設での他のオバアチャンとの会話だった。
先月施設を訪問した時に初めて他のオバアチャンに自分から声をかけることがあった。そして初めて他のオバアチャンに気楽に話しかけるという気分になっていた。
前回の訪問で彼女の出身地を覚えていた。その日は何故か、さほど緊張しないで話しかけることができた。
「オバアチャンは和歌山県出身ですよね」。
たったこれだけの会話なのにそのオバアチャンの顔が無反応でつまらなそうな表情から笑顔に変わったのだ。
「あらっ、覚えていてくれたなんて嬉しいは」という返事が帰って来た。

その時少しだけ良い事をしたような気がした。

その瞬間、ここでまずは一人でギターを弾いてみようという思いがふっと沸いたのだった。

やればできるかもしれない?

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