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2008年1月 4日 (金)

感動と音楽

ベンハーというチャールトンヘストン主演の映画。
長い放浪の後に故郷に帰ってきたベンハーを待っていたのはハンセン病にかかった母と妹の無残な姿だった。もはや救いのない彼女たちの前に「あのお方」として登場するイエスキリスト。

ここからこの映画はベンハー親子がイエス様を信仰して真理に目覚め救われるという事と、イエスキリストが死後に復活するという話しがタイアップした形になっている。つまり半分はイエスキリスト物語となっているのだ。

この最後の章はいつ見ても自分の中に理屈ではなく戦慄の感動が走ってしまう。人間の内側に生まれ持つ強烈な愛情感覚や宗教心とでもいうのだろうか?感動に耐えられなくなり、体が震え出し涙が溢れそうになる。

そこには場面を彩る効果的な映画音楽がある。物語とともなって音楽にもいつのまにやら大感動している。物語を見つつ音楽が自分の内なる情緒感を強烈について来るのである。このような感動は単純といえばそれまでだが、自分の音楽にとってはこのような情感とともにベンハーの映画音楽から強烈な影響を受けたことは間違いない。

ここで自分にとって大事なのは、作曲家が誰でどのような技法でということではなく、自分や自分の魂が理屈抜きにいかなる情感をともなって感動しているかという事である。

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