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2007年10月26日 (金)

11月の特別企画ライブ

11月15日(木曜) 夢デュオ結成20周年記念ライブ

宅朱美(ボーカル)加藤崇之(ギター)新宿ピットイン夜の部。

開演 PM7:30

二十代の終り頃、ギターだけで自分の好きな解釈による歌伴がしたくて相手を探していました。 そんな時に出合ったのがシューミーこと宅朱美です。

数年後にアケタの店夜中の部を皮切りにリブルやエアージンなど、当時では女性ボーカルが出演していないライブハウスで活動を開始しました。 やってみたかったのは、なんの打ち合わせもないルバートぎみでベリースローなバラードや日本語の歌詞で歌うオリジナルやフリーで実験的でもある世界。 そして何から何まで自分の好きなように弾く。 ピアニストが伴奏のメインだったりジャズクラブではやれない歌の世界をやって見たかったわけです。

当時ジャズのライブハウスで女性ボーカルとデュオなどというケースはまれで「頭おかしくなったんじゃないの?」「女に狂ったんじゃないの?」などと言われたり、それまでのジャズボーカルを期待する方には「もっと軽快なテンポの曲やってよ」と言われたり。 日本語のオリジナルに対して「売れせんねらっている」などと言う人もいたようです。 まあ時期が早かったし時代がまだ追いついていなかったような気がします。

でも、これは自分が良いと信じていてやってみたかった歌の世界。 このデュオは女性歌手というよりは一人のミュージシャンが相手だという感覚です。 演奏中彼女は笑みを浮かべて歌うわけでもなく歌詞を演じる要素もなく必要以上は喋りません。 これは男のミュージシャンと同じ点に立っていて全神経をギターの音と彼女自身の声に集中させて歌うスタイルは楽器奏者の意識と同じだと考えています。 そんな彼女の在り方と人にこびない姿に自分は心からやり甲斐を感じて今までやって来ました。

気がつくと二十年。 私にとってこの掛け替えのないデュオは今だゆっくりと実験を続けながら音の海を航海中です。

                                               

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コメント

自然で良ければ語ろうが語らなくてもスタイルは関係ないとも思ってます。同じ所に立って演奏するなら変な言い方だけど歌手がメインでもなく私は伴奏者ではありません。私もメインでありソロをやっているつもりです。誰が語ってもいいわけです。

投稿: 加藤 | 2007年11月 8日 (木) 17時39分

最後の文章は書きながら自然にわいてきました。素敵だなんてアリガトウ。

投稿: 加藤 | 2007年11月 8日 (木) 17時23分

掛け替えのないデュオ・・実験・・音の海を航海中かぁ・・素敵です☆ 
帆に自由な風を受けて海原をゆっくりと滑る帆船が目に浮かびました。

私なんか、すぐにでも壊れちゃいそうな華奢なイカダに乗って、音楽の海でアップアップしてるって言う感じ。この日記読んで2,3日自問自答。

私、自分が無条件に幸せになるような歌うたってると、自然に顔中が微笑みだらけになっちゃうし、歌ってるとき詩や音楽が心に深く深く響いてくると、涙がこぼれてきたりする。‘淡々と’という世界とは対極にあるのかも・・。

歌詞の説明をするのはキライだけど、たとえば、月の歌うたってると、お月様への思いをどうしても語リたくなっっちゃったり・・。歌うことと語ること・・私にとってはそんなに違わないのです。

もしそれが自然発生的に自分の中から湧き上がってくるものなら、それでいいのかな?これが私のスタイル??そうなのかな?よく分からない。この良く分からないっていう気持ちを大切にして自分と向き合っていけば何か見えてくるのかなぁ。。。 

投稿: ポエズィア | 2007年10月30日 (火) 13時47分

最後の文章素敵すぎます!!

投稿: ひつじ | 2007年10月28日 (日) 22時29分

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