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2007年9月 8日 (土)

ジャズとスタイル

昔、ジョーパスという日本でも人気の高かったジャズギタリストの前で演奏した時に、彼からキミはバッパーだと言われたのです。 彼の前で日本の若いギタリストが4人演奏しました。 私以外は純粋なオーソドックススタイルであったにもかかわらずバッパーと言われたのは私だけ。 一瞬首をかしげました。 これっていったいどうゆう事だろう? 他の3人が言われるのは当然なはずなのにバップスタイルを無視した自分がナンデナンデ?

それはつまりこういう事だったのです。 バップとはジャズのスタイルとしてたしかにあるのだけれど、その意味は決してそれだけではなくアドリブ表現するときの感覚や意識、気分、そして自由感、ハートの現れ方にもあったのです。 ほとばしるように流れるように自分の中から沸いて来るものや積み重ねたものがくったくなく表現される時、そしてそこにハートフルな面やファンキーな面が加味された時。 どうやらスタイルに関係なく ユーアー バッパー という表現があるみたいです。

自分のその時の演奏がハートフルであったのかファンキーだったのかはわかりません。 ただ言えるのは一生懸命に自分のアイディアをあれこれ考えないで躊躇なく放出したという事です。 若気のいたりで心の中では 「どうだジョーパス、俺は自分の考えた和音を使って自分流で表現するでい!」 みたいな気持ちがありました。 今思うと、思い上がった若造でちと恥ずかしいのだけど、なぜか ユーアー バッパー。

音楽のスタイルってなんだろう? そこにはスタイルでは計れない事があると思います。 ブラジル音楽も同じです。 決してスタイルだけではないと思うのです。 好きなスタイルを学びたい人は大いに学ぶとして、究極は自己流の中にも答えがあるような気がします。

                                                  

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