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2006年12月29日 (金)

今年をふりかえってみて

15年続けて来たバイトを辞めて精神的にユトリがでて来た気がする。 そのかわり生徒が増えて忙しさは相変わらずだ。 今教えている生徒はどいつもこいつもなかなかユニークでいい感性をしている。 これは非常に楽しみ。

うれしいことに、バイトで酷使していた筋肉や筋の凝りがなくなり、ギターを弾いていて指の動きが軽やかになって来たような気がする。 これは思ってもみなかった嬉しい事態だった。

音楽的にはどうだろう。 自分の活動は少ないながらソロとフリーインプロビゼーションのセッションを試みてみた。 これは実験活動であり発見と試行錯誤の繰り返しと言える。 今までと比べると一歩さがった位置で事の成り行きを見ながら演奏することが多かった気がする。
二年くらい前から自分の意識にも変化が起きていてこの先どうなって行くのやら? 楽しみでもある。

何人かの歌手との活動もやり甲斐があった。 みな個性的で何かをやろうと前を向いて頑張っている。 独自の世界を持つ歌手たちとのスリリングなやりとりは実験性も高く充実感がある。

それにしても自分の中では知らず知らずのうちに故ルイザン・マイア(ブラジル人ベーシスト)の影響が強い。 影響とは彼のスタイルやブラジル音楽の事ではない。 音楽をする意識や気持ち、気分などである。 いろいろなグループに参加したり自分がリーダーで演っているのはフリーインプロビゼーションだったりするのだけれど彼との様々な演奏体験の中で感じた音楽の気分や意識が自分にとりこれほど大きなものだったのかと今になって強く感じ入っているのだ。 時々冗談で「過激なフリーを演っていても気分はボサノバ」などと言うことがあるけれど、これはけっこう本気である。

ある日ルイザンのグループでカルロスジョビンのトリビュートコンサートをやった時のことである。 多くのブラジル音楽ミュージシャンやブラジル人が集まっていて一緒に愛と優しさを強く感じた日だった。 ともにブラジルの太陽を感じ夕陽を見ていた気がする。 この日に感じた強烈で優しい音楽的気分や意識は自分にとって一生を左右するくらいの体験だった。 しかも今後の自分にとっての新たなテーマでもあると思っている。 コテコテのフリー信奉者にはお叱りをうけそうではあるが、これは自分の人生なのだ。
あえて言おう! 気分はボサノバ!

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コメント

そう思います。感じます。ブンダヨウコからのコメントに驚きました。そしてこんな私でも勇気を与えられた気がします。鳴きたいくらい嬉しいです。アリガトウ。

投稿: 加藤 | 2007年1月 4日 (木) 23時26分

だからルイゾンが加藤君の心の中に強く、また暖かくいつもいるのだと思います。体から魂が去り、光の世界へ行くと、コードがどうのこうの、フリーだジャズだボサノバだとかいう事は全く関係なし。音を奏でるその気持ち、その気持ちの出所、どういう風に感じてどういう風な気持ちで音を奏でたかが大切なのだと思います。ルイゾンは果てしなく、それは果てしなくリラックスして音を楽しみながら奏でる事に成功した人だったと思います。音の意味・・・音楽の元の意味とは、音で地上から空を開いて、天上界に近づく・・・天上界をかいま見る為のものだと人に聞いたことがあります。加藤君はルイゾンからこの根本の原理を感じ取ったのだと思う。だからこそ光の世界へ戻った彼からの精妙な波動が届くのです。彼の魂が加藤!それでいいんだ!と伝えているのだと思う。ルイゾンの魂はラファエル・ハベーロと同じ魂のグループにいると思います。多分モアシー・サントスも、マイルス・デイヴィスもいると思います。音は心の波動を伝えるもの、そして音とは天を仰ぐもの・・・加藤君がんばってね!みんなが見てるよ!!

投稿: メガトンブンダヨーコ | 2007年1月 4日 (木) 02時15分

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