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2006年1月13日 (金)

シューミーのCD

多くの人々が今という時代の限界に気付いている。 ある者は疑問を持ち、ある者は背を向け、ある者はそれでも時代とともに生き急いでいるように感じる。 許容量を超えた情報の氾濫。 刺激。 快楽。 とりとめない自由という意識。 さ迷いかつ満たされぬ思いで飢え渇望する心。 感動することに麻痺し面白いことに飢え面白がる人々。 盛り上がるということに不安と寂しさを忘れようとする人々。 そしてみんな探している。 

シューミーと出合ったのは二十年以上も前である。 その時から今も変わらない彼女のありかたには頭が上がらない。 シューミーはとにかくストイックなまでに自分と向き合って生きている。 時に待ち、時に耐え、時に眺め、時に閉鎖し静けさの中に潜み、魂の鈍化や濁りを守りぬいているような気がする。 私は、そんなシューミーだからこそ多くの人々の心を揺さぶる歌を歌えると信じてやまない。 シューミーの声、シューミーの詩は彼女の生き方と相俟って聴いた人の魂を揺さぶるはずである。 それはカルチャーショックと言ってもいいかもしれない。 楽しい、面白い、盛り上がるという次元では語れない世界がそこにはあると確信している。

その演奏スタイルは従来の歌とバンドの常識をくつがえす。 喋りはきわめて少なく時折はにかんだように笑う程度である。 曲の打ち合わせはなくステージ上で気分のおもむくままに進められる。 何が始まるかは毎回わからないのである。 伴奏者に与えられるソロパートはインストメンタルグルーブと同じくらい自由で、彼女がバラードを歌うとき最後にサビからだけ歌うということはまずない。 エンターテイメントの意識はなくステージングにも無頓着である。 

と、まあ言い出したらきらがないくらい違うのである。 ステージには静寂と無欲感がただよい、聴く者はポカンとしてしまう。 まさにワンダーシューミー、クレイジーシューミーの世界がそこにある。 ゆったりと語るように歌っているかと思いきや地鳴りするかのような強烈な声。 地球の奥からの叫びのようでもあり、スピリチャアルなシューミーを体感する。 

こんな歌手が一人くらいいたっていいと思うのだ。 ポジティブでもなくネガティブでもなく、ただそこには魂を見つめている時の静寂感と無欲な波動がある。 長年一緒やっている私でさえあっけにとられ感心してしまうほどである。

【アッピール】

孤高なる天才シンガーの持つ知られざるロックスピリッツと癒しパワー。 「皇帝」サブタイトルは「裸の王様」、「サンクチュアリ」にはそれがいかんなく発揮されている。 シューミーの持つ声の威力。  蓋をし忘れていた、しまい込んでいた、横にどけていた心の扉をつき破って届く威力を持つ強烈な声力。 オリジナルのメロディーと歌詞は全てそこに向かっていると思う。 

                                            

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