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2006年1月24日 (火)

ルイザン・マイア(ブラジルのベーシスト)の思い出

もうすぐルイザンが他界して一年になる。 思えばルイザンとは不思議な縁だった気がする。

30代半ば、ブラジル音楽はフランシス・シルバ(Vo・Per)グループでさんざんやって来たからもう演らなくてもいいなと思っていた。 あとは好きなフリーを年々たくさん演れたらいいなあと思っていたところ 、ドラムの久米から連絡があり、「ルイザンというすごいブラジルのベーシストが来るから加藤一緒にやらない?」と言うのだ。 そんなにすごいのなら演ってみようかなと思い六本木ビットインで一回だけやることになったのだ。

俺なんかでいいのかなとも思いつつ当日は得意な勘と集中力と耳やテレパシーを総動員して演奏したところ、なんかいけそうな感触だった。 途中で自分にゴーサインを出した記憶がある。

自分のできる得意なサウンドやエフェクト音でこっちから仕掛けていった。 どう思われてもいいし失うものもないのだから。 それと自分の感性やアイディアが通じるか一か八かためしてみたかったのだ。  結果は信じられないことになった。  なんとルイザンはニコッとして喜んでいるではないか。 うなずいてOKサイン。 感性とセンス、そしてグルーブの共感と共鳴が起きたと確信した。

この日のライブからルイザンとの縁は始まった気がする。 何かがつながってしまったみたいだった。 ブラジル音楽やブラジル人との演奏体験があったとはいえ自分はこれからフリージャズを目一杯演って行こうと考えていた矢先のできごとだった。 それに、もっとブラジル音楽を知っていて上手いギタリストは他にいるとも思っていたからなおさら驚きだった。  ルイザンとのきっかけを作ってくれた、そして彼の事を心から愛したドラムの久米には心から感謝している。

この後、ルイザンからは多くの事を学んだ気がする。 そしてテレパシックな通じ合いは彼が亡くなるまで続いた気がする。 

ルイザン、心からアリガトウ。 ムィト オブリガード!

                                        

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